水まわりに関することならお気軽にどうぞ
・・・といっても背負うわけではありません。
菅興商会では、暑い日の作業用にファンがついた空調服を導入しています。
空調服は、熱中症になりにくく、体感も涼しい上に、夏場の消費電力の大幅な削減も期待できる環境面も配慮したとてもすぐれものの服なのです。
これで特別に暑い今年の夏も快適にお仕事ができています。
最近では、室内で業務を行う企業でもエアコンで全開にするのではなく、空調服を併用してエアコンの稼働を弱め、省エネに努めている場合が増えてきているんだそうです♪
株式会社 空調服 さんがたくさんのラインナップを出していらっしゃいます。
気になる方は株式会社空調服さんのホームページをのぞいてみてくださいね。
水道屋さん業界の小話をひとつ。
ホームセンターなどに販売されている止水ボタンがついた節水用シャワーヘッドのお話です。
この止水ボタン式の節水用シャワーヘッドは、手元のボタンでシャワーの水を一時的に止めることができる便利グッズですが、このシャワーヘッドが突然ホースから外れて吹っ飛ぶ事例が多発しています。
なぜ、突然吹っ飛ぶのか…?
実は、止水ボタン式のシャワーヘッドは、止水ボタンを押したままにするとホースやヘッドの付け根に水圧がかかり続けている状態になっているのです。水圧に耐えきれなくなった瞬間、シャワーヘッドが吹っ飛びます。
この吹っ飛び防止策は2つあります。
1つめはメーカー純正の止水ボタン式節水用シャワーヘッドを使うこと。
メーカー純正のものには止水弁で水圧調整ができるものがあります。購入前にしっかり確認して水圧調整できるものを選んでくださいね。
2つめは蛇口のハンドルをまわして水を元から止めること。
止水ボタンはあくまで一時的に水を止めるものです。止水時間が長引く場合、お風呂から出る時は蛇口側のハンドルをまわして水を止めるようにしてください。
なお、上記の防止策は併用がおススメですが、今すぐにでもできる防止策として、2つめをぜひやっていただきたいのです。吹っ飛びによる突然のケガをしないために、止水ボタン式節水シャワーヘッドの使い方を見直してみてくださいね。
「トイレが綺麗に流しきれない」という依頼があり、現場へ駆けつけました。
問題のトイレを見てみると、トイレのタンクにペットボトルが入っておりました。
タンクにペットボトルを入れると水増しされ、使用する水量を減らすことができます。これは節水になりますが、実は故障の可能性も高くなってしまうのです。
このことを家主にお伝えし、タンクからペットボトルを外しました。そうすると、トイレは綺麗に流れるようになりました。
こんなちょっとしたことで、トラブルが解決できることもあります。
「水が漏れているのでみてほしい」との連絡を受け、今日も飛んでいきます、管興商会!
しかし、現場に到着したところ、どうも配管がないところから水がポタポタ...
水の出処を探ってみると怪しい箇所は...真上!
屋上の防水シートにつもった雪が少しずつ溶けて雨漏り状態になっているようなのです。雪かきと雨漏りは水道屋の専門外...という事で、家主に防水シートの専門業者を呼んでいただくようにアドバイスをしてとぼとぼ帰りましたとさ。
「水漏れで困ってる」とのご連絡をいただき現場へ急行。
急いで現場へ向かい、いつものようにトラブルを解決した私たち。
水漏れがなくなったのを見られた家主さまをふと見ると、とてもほっとされたご様子。
「本当にありがとうございました」と何度もおっしゃっていただき、帰り際、深々と礼をして下さいました。
車に乗り、ふとバックミラーを見たら、車が遠く離れても先ほどのまま、礼をしてくださっていました。こちらから見えなくなる瞬間までもずっと…。
きっと水が漏れるという心配から解放され、深く安堵されたのでしょうね。
まるで自分がスーパーヒーローになれたような気持ちで、嬉しい思いに浸りながら帰りました。